セックスはとても繊細で、奥が深く、プライベートなものです。
悩みがあるけども、誰に・どのように相談したら良いのかわからず、1人で抱え込む。
そういったケースが多いと聞きます。
フルマガネちゃんねるでは、そのような身近で大切なことを、わかりやすく・面白くシェアすることを心掛けています。
ご相談や・ご要望等あればお気軽にお問合せ下さいね。
さて、今回は女性から寄せられたセックスについての相談です。
件名:旦那とのセックスが苦痛
こんにちは。26歳の主婦です。
旦那と結婚し、5ヶ月経ちました。子どもはいないです。
旦那も私もフリーランスで仕事をしているので、お互いに時間の融通がききます。
経済的にも、特に困っている様子はないです。
時間を合わせて、デートもしますし、家で一緒に料理もします。
お仕事で一緒にチームを組めたら(・∀・)イイネ!! なんて話をしているので、仲は悪くないと思います。
・・・
ただ、夜が苦痛で・・・
旦那とセックスをするのが嫌なんです。その理由は、下記です。
〇 痛い
彼を含めて3人、関係を持ちましたがみんな痛かったです(>_<)
彼のが大きいのか?やり方がまずいのか?とにかく痛いです。
まんこが小さすぎるとかではないようです。
あそこは濡れやすいですが、クリトリス以外は感じません。
なので、指を入れられるのも挿入も痛いです。
おもちゃを使って攻めてくれることもありますが、イキずらいです。
セックスそのものが苦痛です。(私は 添い寝できるだけでも幸せなのですが・・・)
彼はそのことを理解してくれており、お互いに気遣ってはいます。
ただ、彼はイキたい時もあるようで、そのときに付き合っているのが現状です。
最近は抱きしめられたり、キスされたりするのさえイヤです。
セックスの前触れ=セックスの始まり=苦痛の始まりだと感じるからです。
前触れの時の、彼の姿が気持ち悪く感じます。
冒頭に申し上げた通り、それ以外では何の問題もない、幸せな夫婦なのですが・・・
どう解決すればよいのか、わからない状態です。
セックスが苦痛に感じる女性たち
今回の質問主さんのようなことで悩んでいる女性は、とても多いです。
一説に寄れば、4人に1人が「性交痛」だと言われています。
性交痛でなくても、「痛いセックス」を経験したことのある女性は、セックス経験者の中で9割を占めるというデータもあります。
その時に、今回の相談主さんのように、お話しできる仲なら「痛い」ということを伝えることができますが、痛いということを言いにくいというケースも結構あるようです。
など、様々な思いが交錯し、悩みを打ち明けにくいというのが現状です。
今回はこの、「性交痛」について調べてみました。
性交痛とは?
性交痛とは、性交を始めようとする時や、性交中の痛みのことです。
膣入口の痛みと、奥の痛みがあります。膣入口の痛みの場合、膣の乾燥が主ですが、中には子宮内の病気や感染症の場合があります。
また、奥の痛みの場合は、深刻な女性の性疾患の場合があります。
どのような痛み?
痛みには個体差があります。
締めつけるような痛みから擦れるような痛みなど様々です。
骨盤筋が硬く締まる傾向のある人は、入り口部分であれ、奥の部分であれ、痛みが増します。
炎症や感染症にかかっていることもあります。
長く続いたり、堪え難い痛みである場合は、挿入時の痛みと割り切らず、早目に婦人科に相談に行きましょう。
性交痛の原因
①前戯が不十分(潤滑不足)
前戯が足りず、潤滑が不十分のまま挿入されると、摩擦が生じて痛みが生じるケースがあります。
妊娠中や産後は女性ホルモンが不安定で、膣が濡れにくくなることがあります。
②炎症や感染症
外陰部、膣、膣両側にある分泌腺の炎症や性器ヘルペス、尿道の炎症やの感染症により、痛みが生じるケースがあります。
③体質/環境
先天的な異常により痛みがある場合があります。(生まれつき膣が狭い、外陰部や膣に傷がある、恥骨・骨盤がズレている、子宮奇形など)
ゴム成分に反応するラテックスアレルギーのある人は、コンドームが合わず、痛みが生じていることが考えられます。
④精神的なもの
セックスパートナーへのマイナス感情、妊娠に対する恐怖、レイプなどの性交渉に対する過去のトラウマなど、少しの感情の揺れで痛みを感じることもあります。
性交痛の予防・治療法
①潤滑への予防・治療法
前座を十分にし、膣が潤滑している状態で挿入する、ローションなどの潤滑液を使用しましょう。
ローションの使用には、ワセリンや油性の潤滑剤よりも、水性の潤滑剤の方が適しています。
また、麻酔軟膏を塗ってみるのも有効です。
濡れにくい場合には、エストロゲンを服用するのも一つの方法だとのことです。
②炎症や感染症への予防・治療法
性病は大事に至る場合もあります。
恥ずかしい気持ちはわかりますが、一度産婦人科にかかることをお薦めします。
③体質/環境への予防・治療法
性交の体位を変えてみるのも一つの方法です。
例えば、女性が挿入を制御しやすい騎乗位などがあげられます。
④精神的なものへの予防・治療法
女性の身体はデリケートなので、性交渉に対して恐怖感を植え付けないことが一番です。
しかし、性交渉のあるなしに限らず、知らないうちに感染症になっている場合もあります。
その場合は、恥ずかしがらずに、一度、婦人科の診断を受けてみましょう。
過去のトラウマについては、周りに理解してもらうことから始めましょう。
ヒーリングセッションを受けるのも、1つの道かもしれません。
いかがでしたでしょうか?
今回は、「性交痛」とはどんなものか?何が原因か?どういう予防法や治療法があるか?について触れてみました。
なお、性に関する悩みというのは、千差万別です。
ここをこうしたらこう!という様に、方法を指示してくれるものはありますが、それによって100%解決しうるというものでもありません。
私は性に関してコンプレックスがあったのですが、そのコンプレックスを糧に、性についての勉強を始めました。
先人が示していることの中から、ご自身に沿ったやり方で、問題解決に努めてくださいね。
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