女性版ED!? FSD
EDという言葉については聞いたことのある人が多いと思います。
EDは「 男性性機能障害 」のことで、ペニスに対する障害で使われることの多い言葉です。
女性にも性機能障害があり (女性性機能障害) 、「 FSD 」と言います。
今回は、FSDの内の1つ、「 オーガズム障害 」についてみていきます。
オーガズム障害とは?
女性のオーガズムは、「誰もが簡単に経験できる」というものではありません。
イクのが容易な女性もいれば、なかなかイクことのできない女性もいます。
もしも、「セックスは子どもをつくるための行為」だと考えたならば、オトコのオーガズムは必要不可欠ですが、女性のオーガズムは必要不可欠なことではありません。
たとえイケなくてもセックスはできます。
「イケないというのが問題である」という訳ではありません。
しかし、オーガズムを求める女性は多いです。
「イキたいのに、イケない」そのような女性が多いのです。
このような背景から、イクことの出来ない状態を、「 オーガズム障害 」と言うようになりました。
オーガズム障害の大まかな内訳
「イケない」と言っても、様々な種類があります。
「クリトリスでイケるけど、膣ではイケない」「イケてるかどうかわからない」「昔はイケてた」云々
オーガズム障害は、クリトリスでも、膣中でも、どちらかで一方でもイケたら、当てはまりません。
オーガズム障害は、大まかに4つに分類されます。
a. 一度もオーガズムを感じたことがない人、またはオーガズムという感覚がわからない人
b. もともとはイクことが出来ていたが、ある時期からイケなくなった人
c. オナニーではイケるが、セックスではイケない人
d. セックスの相手によってはイケなくなる人
a. が最も症状の重たい状況です。
b. c. d.とアルファベット順に、軽い状態になります。
オーガズム障害についての簡単な解説
a. 一度もオーガズムを感じたことがない人、またはオーガズムという感覚がわからない人
→ 文字通り、1度もオーガズムを自覚したことのない人です。
セックスでもオナニーでもイッたことがありません。
b. もともとはイクことが出来ていたが、ある時期からイケなくなった人
→ 産後の場合は、ホルモンバランスの影響が考えられます。
また、「(例えば電マなど) 電気振動のする道具の使い過ぎにより、今までイケてたのにイケなくなった 」という女性もいます。
c. オナニーではイケるが、セックスではイケない人
→ オーガズム障害で最も多いのがこのタイプだと考えられます。
d. セックスの相手によってはイケなくなる人
→ 相手が変わると様々な状況が変化します。また、たとえセックスする相手が同じでも、こちらの体調・あちらの体調によっても状況が変わります。
一度もイッたことがない、イクというのがわからない
性的に快感を感じるには、身体の発達や性的な刺激への経験値、その人の感受性などが影響します。
性的な刺激に対し、先天的に快感を受け取ることができる人もいれば、そうでない人もいます。
オナニーですぐにイケる人もいれば、なかなかイケない人もいます。
イクとはどういうこと?で述べたように、長い時間をかけて繰り返し刺激を経験することで、「 性感帯や性的な快感 」を得られるようになります。
感じるには頭 (脳) による感じ方の認識も影響している
長い時間をかけて繰り返し刺激することで、頭(脳)は、「ここは気持ち良いんだな」と認識します。
極端に言うと、脳が性的なことに反応しなかったら、たとえ性感帯として有名な場所(たとえば性器など)に刺激を受けたとしても、「性的な快感」だと認識しません。
頭 (脳)が反応しないと、性的な快感や興奮が起きないというのが、オンナです。
性的な感情を受け入れよう
女性はココロでセックスする生き物です。
しかし、頭 (脳)が反応する要素は、人により異なります。
- 好きな人に抱かれることで反応する人
- 好きな人に触れることで反応する人
- 引き締まった男性の身体を見て興奮する人
- AVやエロ漫画、官能小説に反応する人
- 縛られることを妄想する人
- 押し倒される妄想をする人
などなどです。
「自分が興奮している」という事実を受け入れず、「いつもの自分」や「すました自分」でいるとと、なかなか性的な興奮はおきません。
性的に反応したり、興奮したりするのは、人により反応する対象が違えど、ヒトとして「普通のこと」です。
自分が何に反応しているのかを、まずは知りましょう。
自分のココロの変化を楽しもう
自分が何に反応しているかを知ること自体が1つの変化です。
まずは、その変化を楽しみましょう。
自分の身体のことを知ろう! 開発が容易!クリトリスオナニー
それを楽しみながら、オナニーで自分の身体を触ってみて下さい。
最も開発しやすいと言われているのはクリトリスです。
自分のクリトリスの「どの部分を」、「どのように」、「どのくらいの刺激で」触ると気持ち良いのかを知りましょう。
色々な体勢を試してみよう
クリトリスでイケるようになったら、体制を変えてもイケるようになりましょう。
「オナニーではイケるが、セックスではイケない人」にも当てはまるのですが、イクのに不慣れな女性がオナニーでイケるようになると、「この体勢がイキやすい」と、決まった体勢でイクことに固執しがちです。
体勢が変わってもオーガズムを体験できるようになることで、セックスでもイキやすくなります。
刺激の方法も変えてみよう
「この体勢がイキやすい」というのと同じように、「この刺激の仕方・これくらいの刺激の強さならイキやすい」と、刺激の方法も決まってきてしまいがちです。
刺激の方法を変えることで、セックスでもイキやすくなります。
触り方や力加減、触る速さなどを工夫してみましょう。
ラビアプラスティでイキやすいからだになる
今話題の「ラビアプラスティ」。
女性器の整形を指すこの言葉ですが、ラビアプラスティでイキやすい身体をつくることが可能です。
ラビアプラスティにもいろいろあります。
ビラビラを小さくする、性器のにおいを改善する・・・エトセトラ。
もちろん、「イキやすい身体になりたい!」という要望にも応えています。
対応方法も人によってバラバラで、クリトリスの皮を剥いて感じやすくしたり、膣を狭めて男性器が当たりやすいようにしたりと様々です。
一見大変なことをするように思えるのですが、中には5分で終える施術もあるなどシンプルです。
あまりのシンプルさに驚く人も多いようです。
ちょっとのお手入れでイキやすい身体をつくる。
これがラビアプラスティです。
チェケラッ!!
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性的な快感は自分に教えるもの
自分の感情と向き合ったり、自分のどこが気持ち良いのかを知ったり、オナニーしたり、オナニーで体制や触り方を変えたりし、性を受け入れましょう。
そして、オナニーを根気強く続けることで、身体や脳に「快感」を教え込んでいきましょう。
それにより、オナニーでもセックスでもイケるようになります。