今回は、セックスレスについて調査してみます。
「そもそもセックスレスってなに?」「そういう状態を指すの?」「どうしてそうなるの?」「どうやって対応していけばよい?」そういったことについて、触れていきます。
セックスレスとは
セックスレスとは何か、Wikipediaに聞いてみました。
セックスレスとは、日本性科学会によれば、「病気など特別な事情がないのに、1か月以上性交渉がないカップル」と定義されている。しかし、便宜上「カップルのうち、どちらかがセックスをしたいと望んでいるのに、長期間それができない状態」を総じて「セックスレス」と呼ぶのが一般的な解釈である。セックスが無い、あるいは回数が少なくても、カップル双方が不満や苦痛を感じず、関係が良好ならば「セックスレス」という言葉を使って問題として顕在化する必要がないからである。
セックスレスの実情
第7回男女の生活と意識に関する調査(2014年)によると、全体の約44.6%の夫婦がセックスレスだということです。
2.2組に1組はセックスレスだということですね。
全ての家庭に聞いたわけではないので、あくまでも参考数値ですが、近年では44.6%の夫婦がセックスレスだということです。
なお現在のセックスレスの実情について、Wikipediaには以下のように記載されています。
年齢が上がるにつれて、セックスレスのカップルは増加する傾向にある。伝統的に日本では夫婦は歳を重ねると性的に積極的であることがよくないこととされる風潮が根強くあり、現在でも、夫婦ともに「高齢者となってなお頻繁に性交渉があることは恥ずかしい」という感覚があるためである。朝日新聞の調査[2]によると、 セックスの回数が「この1年まったくない - 年数回程度」と回答したカップルは世代毎に、20代で11%、30代で26%、40代で36%、50代で46%という結果になっている。
[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="mituko.jpg" name="牛川さん"]そうだよね。もう少しオープンな雰囲気があってもいいのにね!
どうしてセックスレスになるのでしょうか?セックスレスはなぜ生まれるのでしょうか?
みていきたいと思います。
セックスレスの原因
セックスレスは幾つかのパターンに分けられます。
男女の関係性の変化によるもの
例)パートナーをオトコ (オンナ) として見れなくなる
→旦那や彼氏に対し愛情はあるが、セックスの相手としては見ることができなくなった。
そのため、セックスを誘われても断ってしまうようになる
それが繰り返され、次第にセックスの頻度が減っていき、セックスレスになるパターン
→一緒にいる期間が長い夫婦(カップル)に多い/いつの間にかセックスレスになっていたというケースが多い
出産がきっかけによるもの
- 子どもができたことにより、「 夫 」という存在から「 パパ 」「 お父さん 」という存在に代わり、セックスの相手として見れなくなった
- 奥さんが子育てで疲れ、時間があるときは休むことを優先し、セックスする暇もなく、セックスレスになっていく
- 出産後に性欲を減らすプロラクチンが分泌され、セックスする気持ちがなくなってしまう。セックスを誘われても、する気が起きない
男性が拒否するもの
- 仕事が忙しく、疲れる。セックスする余裕がなく、誘われても拒否し、いつの間にかセックスレスになっている
- 奥さんや彼女に愛情はあるが、セックスする相手とは見れなくなり、いつの間にかセックスレスになっている
- 子どもができたことにより、「 奥さん 」という存在から「 ママ 」「 お母さん 」という存在に代わり、セックスの相手として見れなくなった
- プロラクテンは男性にも分泌され、性欲を減らす作用がある。これが育児参加に目を向けるきっかけになり、性欲は減少する。その結果セックスレスに
- 男性がセックスが好きではなく、セックスをあまり望まないことによりいつの間にかセックスレスになっている
- 奥さんや彼女のセックスの内容が嫌いでセックスを拒否し、いつの間にかセックスレスになっている
- 奥さんが浮気し、奥さんのことを汚らわしく感じてセックスレスに
- 奥さんや彼女のセックスに飽き、セックスのやる気がなくなり徐々にセックスレスに
女性が拒否するもの
- 仕事が忙しく、疲れる。セックスする余裕がなく、誘われても拒否し、いつの間にかセックスレスになっている
- セックスが好きではなく、セックスをあまり望まないことによりいつの間にかセックスレスになっている
- 旦那さんや彼氏のセックスの内容が嫌いでセックスを拒否し、いつの間にかセックスレスになっている
- 旦那さんが浮気したり風俗に通ったりで、旦那さんのことを汚らわしく感じてセックスレスに
- 旦那さんや彼氏のセックスに飽き、セックスのやる気がなくなり徐々にセックスレスに
セックスレスの解消に向けて
まずは、自分たちの状態がどのようにあるのか、観察してみましょう。
そのとき、もう自分たちはセックスできないと思ったら、その人とのセックスを諦めましょう。
セックスレスになった原因を考えましょう。
もしも、問題が深刻だと感じたら、相手と話し合いましょう。
「自分はどう思っているのか」「相手がどう思っているのか」
これを知るだけで、2人の関係性に変化が生まれると思います。
お互いに「相手を尊重して」話し合いに臨みましょう。
相手と話がうまくできない時は、カウンセラーなど、第3者に入ってもらうと話がスムーズに進むと思われます。
セックスレスの状態
- 「セックスしたい」という気持ちを2人とも持っているが、セックスできていない状態
- 「セックスしたい」とこちらが思っており、相手が「セックスしても良い」と思っているが、セックスできていない状態
- 「セックスしたい」とこちらが思っており、「セックスは絶対にしない」と相手が思っている状態
3.の状態にあるときは、先ほど述べた通り、セックスは期待できません。
自分たちの関係性をみなおしてみましょう。
1.2.の場合は、まだ改善の余地があります。
対応次第ではまたセックスできる関係に戻れるかもしれません。
また、「セックスしない」というのも1つの選択です。
そう結論付けることが2人にとっての幸せなら、それもアリだと思います。
また、たとえセックスしなくても、キスやハグだけでも「気持ち良い」と感じる人もいるようです。
この関係も「セックスレス」の定義に入りますが、「それだけでも充分満足だ」という場合には、キスやハグをする関係でも良いと思います。
1.「セックスしたい」という気持ちを2人とも持っているが、セックスできていない状態のセックスレス解消方法
セックスするにあたり、時間や場所を選んではいけません。
「寝室じゃないとイヤ」とか「ラブホテルはなんか汚い」とか「夜じゃないとイヤ」とかそんなのはわがままです。
マナーと法律は考慮し、あとは思ったタイミングでヤリましょう(^^)
朝でも昼でもキッチンでも風呂場でも構いません。
思い立ったらおっぱじめましょう。
出来ない理由を探すより、今できることを始めよう!
まゆポンヌ
— まゆポンヌ (@mayu198888) April 6, 2016
2.「セックスしたい」とこちらが思っており、相手が「セックスしても良い」と思っているが、セックスできていない状態のセックスレス解消法
スキンシップを増やしましょう。
自分はまだ、相手にとっては性の対象だと認識してもらうことが目的です。
歩いている時に後ろから車が来たら相手の腰に手を添える。
着替えを手伝う。手を握る。ふとした時に手を触れる。
一緒にお風呂に入る。マッサージをしてあげる。その他・・・
特にマッサージにはリラクゼーション効果があり、相手に気持ち良さを与えることができます。
気持ち良さを与えると、性的な意識へと繋げやすいです。
もしも、2人の距離感が微妙で「急にどうしたの?」ということであれば、徐々に徐々にスキンシップの時間を増やしていきましょう。
最初は嫌がられようと、根気強く続ける事が重要です。
自己開発する
セックスレスの原因が自分にある場合は、自己開発することをオススメします。
男性でしたら、早漏や勃起を治す。
女性でしたら、感度を上げる、イケるようにする、などです。
オナニーすることにより、ある程度の開発がされ、セックスを受け入れられるようになったり、感じることができるようになったりします。
セックスについて学ぶ
「ペニスを女性の膣に入れる、射精する」ということだけがセックスではありません。
セックスの方法も色々あります。
セックスについて理解し、できる範囲のセックスで、セックスを楽しみましょう ^^
クリニックやカウンセラーに相談する
勃起しない (ED) など肉体的に問題がある場合は医師に相談しましょう。
女性も一緒に行くことで、新たな視点で男性のカラダやココロについて知ることができます。
また、カウンセラーに一緒に相談することで、現状の問題点を知り、改善へ向けての糸口を掴むことができます。
最後に
如何でしたでしょうか?
セックスレスは2人の関係性で生まれるものです。
その状態に対し、どちらも満足しているのなら何の問題でもありません。
しかし、その状態に対しどちらかが不満を抱いていると、セックスに関してすれ違いが生じていることになります。
そのすれ違いが、大きくならないよう、対応できるものでしたら対応しましょう。
たかがセックスですが、されどセックスです。
今一度、「セックス」について考えると、面白いかもしれません ^^
なお、セックスレスは本当に深刻な問題でもっと詳しく知りたい方は、セックスレスのことを書いているサイトも参考にして下さい☆